この映画が、いい・・と
書いてから
どんだけ、時間が経ってんだよ・・と
自分で、
自分に突っ込んでおいてさて
書こうと思ったら
映画の内容がおぼろげの、まぼろばになっていた
ハハハハハ・・・
ドナルドの甥っ子のヒューイ・デューイ・ルーイが
あまりにもクリスマスが
楽しいので
毎日がクリスマスならいいな・・と
寝る前にお願いしたら
翌日が、またクリスマス
ヒューイ・デューイ・ルーイ
同じように
プレゼントをもらい
御馳走を食べる
翌日も同じクリスマス
同じように
プレゼントをもらい
御馳走を食べる
これが繰り返されると
どんどん飽きてくる
楽しいことも
繰り返されれば悪夢
ヒューイ・デューイ・ルーイの
どんどん
悪夢になっていくクリスマス
しかし
目覚めれば
やはり
クリスマス・・・
繰り返される物語
リバースもの映画は
よくある
その名もずばり「リバース」・アニメ版「時かけ」・「ラン・ローラー・ラン」
うる星の「ビューティフルドリーマー」などなど
確かに
作り手としては
刺激的な題材だろうし
発想次第では斬新な娯楽映画になるだろうが
しかし
あくまでも
繰り返しであるわけで
結構
退屈になる場合もある
「ラン・ローラー・ラン」も
最初は面白いんだけど
さすがに
最後はきつかった。
繰り返しは
所詮
繰り返し
当たり前
同じことを繰り返されても
面白いわけがない
ダドリー・ムーア, ナスターシャ・キンスキーが出ていた
「殺したいほど愛されて」という映画は
最初に
美人の妻が、浮気していると疑い
殺そうとする
まず
妻を殺す過程をダドリー・ムーアが妄想する
妄想なので
まことに都合よく
妻を殺せる。
次に
その妄想のように
本当に殺そうとするが
ことごとく
当てが外れて、
わけのわからない方向に外れていく
要するに
最初の妄想と、現実の微妙なずれが
笑いを生んでいる
この映画の繰り返しは
謎解きと
感情を伴う
おそらく
想像ではあるが
シナリオ・ライターは
ゲームをしていてこの物語を
思いついたのかもしれない
ある
ミッションがあり
それは
一定の時間に解決しなくてはいけない
解決しなければ
ゲームオーバー
そして
前回の反省と学んだことを踏まえて
もう一度
プレイ
物語は
こんな感じで進む。
シナリオ的にはそこに若干の
工夫と感情を加えつつ
クライマックスに・・・と
しかし
監督のダンカン・ジョーンズは
ラストシークエンスを付け加えた
そのラストの好き、嫌いによって
この映画の評価は分かれる
どこを付け加えたかは
映画を見た人ならわかる。
なぜなら
おそらく
この映画を見た人の
8割があるストップモションのシーンで映画は終わり・・と
思うだろうから
そこからの
シークエンスに「え?」と思うから
そのシークエンスがなければ
映画は非常に論理的で納得いくものに
なっていただろうから
だが
ダンカン監督は
心情で、感情で
ラストをつけた
それによって
とても
ウエットな余韻を残すことになる
しかし
物語的には
矛盾とひっかかりが
生まれる
この
ラストシークエンスを
どう思うか・・
僕は
ぶっちゃけ
好きです
強引だろうが
矛盾だろうが
感情を優先するというのは
好感が持てます
ま、シナリオライターは
怒り狂ってるかもしれないけど・・・