無事に
300本を通過して
ますます絶好調の
我がブログ。
は?
300本目の評がないやんか・・。
あはは
待ってておくんなまし。
ちゃんと書きまっせ。
300本目はgLeeの総評を。
なんつっうか、まだ
ファーストシーズン最後まで見てないもんでね。
と、いうわけで
先に観たこの映画を
先に書いてしまおう・・と。
まず
最初に、
もしかしたら
みんながこの映画で一番心配しているかもしれない
あの問題。
つまり
吹き替え・・ですね。
しょこたん・・の。
はい、もう
見事でした。
信じられないぐらい、うまい。
なにがうまいって
完全に我を消していました。
何の情報も入れないで観た人は
絶対に
しょこたんとわからないと思います。
これは
本当に凄い技術で
どんなにプロの声優だって
完全に我を消すことは難しいと思います。
まるっきり
別人を演じていてもどこかに
痕跡があるもんです。
しかし
しょこたん、完全に普段のしょこたんの痕跡を消して
ラプンツェルになりきりました。
よくディズニーの映画の吹き替えをしたタレントさんが
「昔から本当にディズニーアニメが好きだったんですうう」とか
おっしゃります。
そりゃ
まあ
観ているのかもしれないけど
どれほど好きなんでしようか・・と。
しかし、
まあ
しょこたんはもう完全に好き過ぎるほど好きなんだ・・ということが
今回の吹き替えではっきりしました。
なぜなら
吹き替えの声が
完璧に
今までのディズニーのお姫様キャラの吹き替えなんです。
つまり
彼女は好きで繰り返し観すぎて
完璧にその雰囲気を
自分なりにマスターしてしまっているんです。
好きになるということは
とことんまで突き詰めると
ここまで
見事になってしまうものなのか・・。
単なる真似じゃない
完全に身体に取り込んで
しょこたんの細胞で消化してしまったのだ。
いやはや、
これは驚愕・・です。
さて
本編のほうですが
控えめに言ってしまうと
完璧・・です。
どこをどうとっても
完璧です。
完璧すぎて
話にならないぐらい
完璧です。
そりゃ
物語に突っ込めば
それなりに
突っ込めますけど
それって
もう
完全に野暮・・ですね。
どうでもいいです。
ここまで
その世界に酔わせてくれたら
どうでもいいです。
つまりは
ディズニーランドにはじめて行ったときの気分。
あそこって完璧でしょ。
入り口からもう完璧・・でしょ。
そこまでやんなくてもいいのにって・・いうほど
完璧でしょ。
つまりはそれが
ディズニーイズムなわけです。
どうしてここまでやんの・・っていうぐらい
しっかりやるでしょ。
つまりはこの映画は
もう冒頭からラストまで
見事に
ディズニーのプリンセス映画の
完全版なんです。
プロデューサーのジョンラセターは
ディズニーのアニメを
完全に復活させるために
いままであった
ディズニーの優れた部分を
しっかりと
復活させただけだ。
いままでの
プリンセス物語に
少し強い自己意志を与えただけだ。
そこには
塔に幽閉されたプリンセスの
大人の呪縛からの脱出・・という
極めて
前向きで気持ちのいい
サクセスストーリーがあります。
ヒロインの性格も悩みも夢も
けっして
歪んではいない。
それはけして
現代に生きる女の子にとっては
リアルな感情ではないかもしれない。
でも、
リアルじゃないけど
観たい、観て楽しい
ヒロインだ。
とにかく
ラプンツェルの表情が
あまりにも
素直に変化するので
観ているこちらが
その気持ちになってしまう。
その顔の奥にある邪心など
なにもないので
観客は観ていて疲れない。
それはもう
昔
ディズニーアニメが
全世界のひとを魅了した
僕も、あなたも
大好きだったディズニー世界だ。
確かに
映画は、
人間の色々な面を表現する。
嫌な面
唾棄すべき面も
娯楽として表現できる
優れた非表現だ。
それと同じぐらいに
信じられないほど
美しい世界も表現できる。
気持ちがいいほど
素直な気持ちに浸ることが出来る表現でもあります。
ヒーロー映画が
アメコミ映画によって
迷走。
仮面ライダーすら
内輪もめをしている現代
ヒロインは
そのまっすぐな強さによって
観るものを
魅了する。
素直に行動する。
それはきっと
すべてのひとの憧れ・・。